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決定的に致命的な思考パターン

職場で私が仲良くしている人たちは、基本的に、優秀な人たちばかりである。
彼ら彼女らといると、居心地が良い。
なぜ、居心地が良いか、今日、分かった。

 彼ら彼女らは、他人の意見や価値観を尊重する。
 そもそも、自分と他人は、異なる価値観を持っていることを認めている。
 他人の意見を、時に批判し、時におもしろがるが、
 他人が自分とは異なる意見や価値観を持っていること自体には、
 何の疑問も感じていない。

正直、今日、イラッときた。

 なぜ、charlieさんはこう考えないのですか?
 こう考えるのが普通じゃないんですか?
 そう考えるのが理解できないんですけど?
 女の人って、こう考えるものじゃないんですか?
 へー、こう考えないんですか。変ですね。信じられません。

私は、かなりイラッときて、彼らにこう言おうかと思った。
「研究者になることは諦めたほうがいいと思うよ」

しかし、私は言わなかった。
なぜなら、私は優しくないからだ。
彼らが自ら気づいて自分の思考パターンに修正を加えるか、
自らで自らに引導を渡すかするかまで、何も言わないでおこうと思う。
ま、永遠に彼らには何も言わないけど。
(注:私が夢を諦めた方がいいよ、なんて他人に対して思うのは、よほどのことである)

ちなみに。
研究生でも、なかなか期待できる大学院生がいる。
彼はまだM1であるが、自分と他人とが異なる意見や価値観を持っていると理解している。
彼の夢もまた、研究者になることであるが、
彼の夢はいつか、かならず叶うだろう。

by charlieee | 2010-06-05 01:53 | 研究日記